バリカンを使ってスキンヘッドにするコツは?押さえておきたい8つのポイント
自分でスキンヘッドにするときは、バリカンが役立ちます。
広範囲をサクサク刈り取ることができるため、スムーズに髪を短くできます。
ただし、きれいなスキンヘッドにするためには、それだけでは不十分です。
他のアイテムも必要になってくるので、適当に刈るだけで終わらせてはいけません。
では、スキンヘッドにするときのコツを詳しく説明していきましょう。
シェーバーかカミソリを併用する
きちんとしたスキンヘッドにするためには、バリカンだけでは足りません。
バリカンは、あくまでも短くするだけなので、そのままだとスキンヘッドではなく坊主になってしまいます。
きれいに剃るためには、シェーバーかカミソリも用意しておきましょう。
スキンヘッドにするときのおおまかな流れとしては、まずバリカンでカットし、最後に剃って仕上げをするのが一般的です。
必要なものをしっかり揃えて、きれいなスキンヘッドにしていきましょう。
シェーバーは頭髪用を
シェーバーといえば、髭を剃るときにも重宝されるアイテムです。
そのため、「普段使っているものを利用できるな」と考えてしまうこともありますが、それはよくない方法になります。
本来の用途から外れた使い方をすると、うまく剃れない可能性が高いのです。
そのため、髭剃り用をそのまま使うのではなく、頭髪用の製品を別に購入しておくことをおすすめします。
髭は髭用、頭髪は頭髪用にしておけば、失敗することはありません。
シェーバーは深く剃れない
仕上げにシェーバーを使うときは、剃る頻度が高くなる点に注意してください。
これは、シェーバーの安全性が高いためです。
刃が肌に触れない設計なので、怪我をしっかりと防いでくれますが、その代わりに深剃りはできなくなっています。
少し長めに髪が残るため、剃る回数を多めにしないと、きれいなスキンヘッドを維持できないのです。
安全に剃れることは重要なポイントですが、こうしたデメリットも頭に入れておくようにしましょう。
カミソリは慣れが必要
カミソリを使った場合は、シェーバーよりもかなり深く剃ることができるため、作業の頻度が高くなったりはしません。
しかし、深く剃ることができるのは、刃が肌に触れているからです。
直接触れるものだと、シェーバーより失敗しやすいので、使うときは十分注意してください。
また、カミソリのタイプ選びも重要です。
ストレートタイプだと、なかなか適切な角度にできず、肌を傷つける可能性があります。
それを防ぐためには、T字タイプを選んでおくべきです。
なるべく簡単なものを使い、早く慣れるようにしましょう。
髪が1cm以上なら必ず刈る
スキンヘッドにするときは、できるだけ髪を短くしておく必要があります。
髪が長めだと、うまく剃ることができません。
そのため、1cm以上の長さがあるときは、バリカンでしっかりカットしておいてください。
この点を軽視していると、安易に剃り始めてしまい、失敗することがあります。
短めに見えても、1cm以上だと剃りにくくなるので、刈る作業を省略しないようにしましょう。
一番短いアタッチメントで
バリカンは、アタッチメントを付け替えることで、残しておく髪の長さを変えることができます。
スキンヘッドにするときは、とにかく短くしておくことが大切なので、最も短くなるアタッチメントを選んでください。
おしゃれな坊主にするときなどは、いろいろと長さを変えて調整していくものですが、スキンヘッドならそうした作業は必要ありません。
すべて短く刈り込み、剃りやすい状態にしておきましょう。
バリカンがいらないケース
スキンヘッドにするとき、バリカンによるカットを省いても構わないのは、1cm以下の短い坊主の人だけです。
もともと短い状態なら、刈らなくても問題なく剃ることができます。
自分の髪をよく見て、省略できるところは省略していきましょう。
そうすれば、時間の短縮になります。
ただし、よくわからないようなときは、とりあえず刈っておくことをおすすめします。
短ければ短いほど剃る作業は楽になるので、不安なときはどんどんカットしてください。
刈ったあとに蒸らす
バリカンで髪を刈ったあとは、いきなりシェーバーやカミソリを使うのではなく、まず蒸らすことから始めてください。
蒸しタオルを頭に巻きつけ、頭皮を温めておかないと、失敗することがあります。
乾燥してガサガサした状態で剃り始めると、傷をつけることが多いのです。
痛みを感じることもあるので、かなり剃りにくくなってしまいます。
それを防ぐためにも、慌てて剃ったりせず、30分くらいかけてじっくり蒸らしてみてください。
たっぷり蒸らしてから始めた方が、仕上がりもきれいになります。
シェービングフォームを使う
頭皮を傷つけないためには、ただ剃るのではなく、シェービングフォームを塗ってから剃るようにしてください。
蒸らせばある程度はダメージを軽減できますが、それだけではうまく防ぎきれないこともあります。
確実に傷を防ぐなら、シェービングフォームも塗っておくようにしましょう。
シェービングフォームがない場合は、ボディソープでも代用できます。
毛の流れに逆らわない
髪を剃るきは、毛の流れをよく考えて、なるべくその通りに手を動かすことが大切です。
流れを無視して逆剃りにしたりすると、蒸らしてシェービングフォームを塗っていても、肌へのダメージを抑えられなくなります。
剃ったあとで頭がヒリヒリしてしまうこともあるので、この点には十分注意してください。
無理のない剃り方で、安全に作業を進めていきましょう。
耳を折り畳む
耳の近くは、どうしても剃りにくくなってしまうものです。
そのまま剃ろうとしても、耳が邪魔になり、なかなか思い通りにできません。
とはいえ、カミソリを使ったときなどは、耳を傷つける可能性もあるので、強引に剃るのはやめてください。
失敗しないためには、耳を少し折り、剃りたい部分を露出させるようにしましょう。
耳に隠れた部分を剃るのは難しいものですが、きちんと出ていれば、スムーズに剃ることができます。
念を入れて垂直に剃る
普通に沿っただけだと、微妙に髪が残ってしまい、あまりきれいな仕上がりにならないこともあります。
そんなときは、垂直に動かす方法で、もう一度丁寧に剃り直してみてください。
最後にこの作業を加えることで、かなりきれいなスキンヘッドにすることができます。
このときにも、毛の流れに逆らわず、自然に剃ることを忘れないようにしましょう。
最後の確認を忘れずに
念入りに剃ったあとでも、鏡による全体の確認は怠らないようにしてください。
自分では丁寧に剃ったつもりでも、襟足や後頭部などは、剃り残しがあったりするものです。
鏡を使って確認すれば、見えない部分もよくわかるので、わずかな剃り残しも見逃すことはありません。
ただし、剃り残しを処理するときは、シェービングフォームの塗り忘れに注意してください。
最後に少しだけ剃るようなときは、つい塗らずに沿ってしまうこともありますが、肌を守るためには、やはり必要です。
多少面倒でも、再度塗り直してから剃るようにしましょう。
まとめ
バリカンを使ってスキンヘッドにするときは、ここで紹介したポイントをしっかり押さえておいてください。
適当に作業を進めていたのでは、失敗することになってしまいます。
シェーバーやカミソリを用意していなかったり、きちんと短くしないまま剃ったりすると、うまく仕上げることができません。
場合によっては、肌に余計なダメージを与えてしまうこともあります。
そうしたデメリットを防ぎ、きれいなスキンヘッドにしていきましょう。