髭も綺麗にしたい!バリカンで髭を整えることも出来る?
バリカンと言えば、髪の毛に使うものになりますよね。
でも、バリカンを髪の毛にしか使わないとなると、せっかく買ったのにちょっともったいない気がしてきます。
では髪の毛以外でどこか使えるところがあるかと考えた時、一番先に浮かぶのはヒゲなのではないでしょうか?
実際、バリカンをヒゲに使用することはできるのでしょうか?
バリカンでも出来なくはない
バリカンでヒゲを整えることが出来るのかと聞かれたら、その回答は「できなくはない」というものになります。
つまり、可能か不可能かで言えば可能ではあるのですが、手放しでおすすめできるようなものではないということなのです。
ではなぜ、バリカンでヒゲを整えることがおすすめできないのでしょうか?
その答えは簡単です。
長さが調整しづらいから。
ちょっとした長さで印象が変わるのがヒゲ
髪の毛だってそうですが、ヒゲも、ちょっとした長さの違いで大きく印象が変わります。
1ミリも違ってくれば、全然違う人のような印象になるんです。
なのでヒゲを調整する際には、できればかなり細かく長さを変えられるものが好ましいです。
でも、バリカンの場合はあまりに細かい長さの調整は得意ではないですよね。
アタッチメントがありますから、2ミリとか3ミリとか6ミリとか、そのくらいの単位での調節はできます。
でも1.2ミリとか1.3ミリとか、そのくらいの細かい調整になってくると、バリカンではできないものが多いです。
その結果、雑な整え方しかできなくなるのです。
確かにバリカンがあれば、あえてヒゲを整えるためのアイテムを買わなくてもいいかもしれません。
細かく整えることは難しくとも、少なくとも整えることはできるわけですから。
でも、もしそれを買うことが苦痛ではないのであれば、髭を整えるためのアイテムを買うのがおすすめです。
ヒゲを整えるならヒゲトリマーが吉
ヒゲを整えるためのアイテムといえば、ヒゲトリマーです。
読んで字のごとく、ヒゲのトリミングをするためのアイテムなのですが、これが一つあればかなり細かくヒゲを整えることが出来るようになります。
なので、もし普段ヒゲを生やしているのであれば、バリカンに続いてこうしたヒゲトリマーを家に用意するのはおすすめです。
ヒゲトリマーとバリカンの違い
でも、ヒゲトリマーとバリカンの違いはどこにあるのか。
ヒゲトリマーとバリカンの違いは、簡単に言えば長さ調節機能の違いです。
バリカンは先述の通り、ある程度の長さでしか調整できません。
ひげのようなかなり細かいものを細かく調節していくのには向かないのです。
それに対してヒゲトリマーは、かなり細かく調節することが可能。
なので、なりたい顔の理想に近いヒゲを作ることが出来ます。
もちろん生え方的に生えないところにヒゲが生えている人のヒゲを真似したいと思っても、それはヒゲトリマーではどうすることも出来ません。
しかし、少なくとも鼻下のヒゲの雰囲気や、あご下のヒゲの雰囲気を真似することはできるのです。
だから、憧れのヒゲがあるのであれば、それはあったほうが良いです。
長さを整えるのは難しい
ヒゲトリマーなしでヒゲの長さを整えようと思ったら、何となくの雰囲気でやるか、あるいは眉毛などをカットする際に使うコームを使ってやるしかありません。
でもそれだとヤッパリ、ヒゲの長さは思ったのと違うことになるんです。
それどころや、ひどい場合には何となくカクカクした印象のヒゲになってしまいます。
それは決して清潔感があるヒゲとは言えません。
ヒゲに対しては、清潔感させあれば生やしていてもいいという意見が多いです。
女性からも同性からも。
そんなヒゲの清潔感のために一番大切なのが、長さをそろえて形を整えることなのです。
ヒゲトリマーなしではそれがしづらいのですから、ヒゲを生やすのであればヒゲトリマーは必要です。
ヒゲトリマーで髪の毛は切れるのか
バリカンでヒゲを整えることは、できなくはないけど、そこまでおすすめできることではないというのがここでの結論でした。
では逆に、ヒゲトリマーで髪の毛を切ることはできるのでしょうか?
ヒゲトリマーで髪の毛を切ることが出来るのであれば、逆にバリカンが要らないということになりますよね。
実はヒゲトリマーの中には、そもそもバリカンとも併用できるようなものがあります。
そういうものを使えば、いちいちバリカンを買わなくても良くなるんです。
ヒゲを整えたい時にはヒゲ用のサイズ感にして、髪の毛を切りたい時には、髪の毛用のサイズ感に調節する。
それだけで両方に使えるんですから、それはすごく便利です。
これからバリカンを買うならヒゲトリマー兼用がおすすめ
こうしたヒゲトリマーとバリカンが一緒になっているようなものに関しては、特にデメリットがあります。
強いて言うならば、細かく長さを調節できるようになるだけに、逆に長さの設定で迷ってしまう可能性が出てくるということくらいです。
でもそれだって、別に慣れてくれば大した問題ではなくなります。
だから基本的にはヒゲトリマーとバリカンを兼用できるものを選ぶに越したことはありません。
ただもし、今後ひげを生やす予定がないのであれば、あえて兼用出来るものを選ぶ必要もないです。
たとえば接客業の人は、仕事上ヒゲが禁止だという方も多いですよね。
その場合には、整えたところで禁止なものでは禁止ですから意味がありません。
なので、別にヒゲトリマーも必要ないのです。
バリカン機能だけあれば万々歳です。
もちろん、同じくらいの値段で買うことが出来るのであれば、何かにつけて利用用途が広がりそうな、ヒゲトリマー兼用のものを買うほうが良いですが。
ヒゲトリマーには機能的なものもある
バリカンは、基本的にはそこまで機能は充実していないことが多いですよね。
でも、ヒゲトリマーやあるいはヒゲトリマー兼用のものの場合には機能が充実ていることも多くなってくるんです。
たとえば、バキューム機能がついているようなものがあります。
バキューム機能と言われても何のことかわからないかもしれませんが、バキューム機能とは、切ったヒゲをそのまま吸い込んでくれる機能。
言うなれば掃除機とヒゲトリマーが一緒になったようなものなのです。
それであれば、当然整えたヒゲが飛び散ることはありません。
ひげを完全に剃るならばまだしも、ととのえるだけとなると、剃れた後の毛がすごく見えづらいですよね。
見えづらいと当然掃除もしづらい。
だから、こうしてそもそも飛び散らないようにしてくれるというのはすごく助かります。
機能的であれば髪の毛も楽
そしてそれは髪の毛にも言えますよね。
髪の毛だって、最初の1回では長めの毛が飛び散りますが、それ以降整えるくらいであれば、かなり見えづらく、そして取りづらくなっていくものです。
そこを飛び散らないようにできたら、どれだけ後処理が楽になるか。
機能性で考えても、やはりヒゲトリマーはおすすめできます。
バリカンを持っていない方はもちろん、バリカンを持っている人も、今のバリカンが壊れたらヒゲトリマーと兼用のものを買ってみてください。
まとめ
バリカンだけでもヒゲをととのえること自体はできますが、よりおすすめなのは、ヒゲトリマーを使うこと。
そしてそれよりもさらにおすすめなのが、ヒゲトリマーとバリカンが一体になっているものを買うこと、というのがここでの結論になります。
兼用になっているものでもそこまで高いものではないので、是非検討してみてはいかがでしょうか?