バリカンを使ったセルフカットはどのくらいコスト削減になる?
バリカンが家にあれば、それを使ってセルフカットが出来るようになります。
セルフカットが出来るようになることには、頻繁に手入れが出来るようになるというメリットもありますが、一番大きいのはやはりコストカットになるという点でしょう。
でも実際、バリカンでセルフカットをするようになると、どのくらいコスト削減になるのでしょうか?
バリカンなどをそろえるのにかかるコスト
バリカンでセルフカットをするとどのくらいコストカットになるのかというのを見るためには、まずそもそもバリカン等、セルフカットに必要なものを集めるためにはどのくらいのコストがかかるのかということを見ていかないとなりません。
バリカンが最初から家にあればそこにかかるコストは0になりますが、最近では家にバリカンがある方も多くはないのではないでしょうか?
だからここでは、バリカンなどもそろえるという形で計算していきます。
バリカンは3000円から5000円程度
もちろんバリカンと一口に言っても、プロ仕様のものからもっと気軽に使えるものまでさまざまなものがあります。
ただ基本的にはバリカンは、だいたい3000円から5000円くらいで買えると思って間違いありません。
ましてや初めてのバリカンとなると、やはり3000円くらいのものを買うのがおおくなるはず。
そこでここにかかるコストは3000円とします。
他に必要なのは鏡とはさみ
バリカンでセルフカットをするといっても、必要なものはバリカンだけではありません。
バリカンだけでもセルフカットはできますが、バリカンしかないとただの坊主しかできません。
でもそこにはさみが加われば、たとえばツーブロックだってできますし、坊主的なベリーショートだって、ちょっと変化をつけることが出来ます。
だから、はさみはあったほうが良いです。
そして当然鏡も必要。
鏡も、ただの鏡ではなく、しっかりと横や後ろを確認しやすい三面鏡が必要になります。
ただこれにかかるコストも決して高くはありません。
はさみは、セルフカットセットのようなもので2000円程度。
鏡もだいたい2000円から3000円くらいになります。
鏡はいいものがあったほうが仕上がりが良くなりやすいので、ここでは3000円とします。
これらのコストを総合すると、バリカンを使ったセルフカットにかかるコストは、だいたい8000円程度になります。
ヘアサロンでのカットにかかるコスト
バリカンを使ったセルフカットにかかるコストは、だいたい8000円くらいになります。
なんならもっと抑えることもできるくらいです。
でもこれでいくらコストカットになるのかというのは、そもそもヘアサロンでのヘアカットにコストがどのくらいかかっているのかということを知らないとなりません。
ヘアサロンでのヘアカットにかかるコストは、1回でだいたい5000円から6000円くらいが多いのではないでしょうか?
もちろんカットをする場所にもよります。
都心のヘアサロンではそれくらいはしてきますが、郊外になると3000円から4000円くらいでカットできることも多くなってきます。
セルフカットのクオリティは、決してすごく高いとは言えないでしょう。
自分でやるわけですから、多少雑なところも出てくるものです。
だから都心のヘアサロンクラスのクオリティを求めることはできません。
なのでここでは、郊外のヘアサロンクラスのコストで計算してみましょう。
もちろん、郊外のヘアサロンのレベルが低いというわけでは全くありませんが、比較対象としてはその方がわかりやすいです。
頻度は月に1.5回とする
ヘアサロンに行く頻度は、もちろん人にもよりますが、だいたい1.5か月に1回くらいであることが多いです。
それくらいの頻度で行かないと、髪の毛が重たくなってきてどうしようもなくなることが多いですから。
1.5か月に1回ということは、年間で6回行くということになります。
つまり、ヘアサロンのかかるコストは、4000円×6で24000円。
この数字が出れば、バリカンによるセルフカットでどのくらいコスト削減になるのかわかります。
年間で約16000円のコストカットが叶う
バリカンを使ってセルフカットをしようとすれば、だいたい年間で16000円程度コストを削減できることになります。
年間16000円というと、月に1000円ちょっとくらいなので、決してすごくコスト削減できているようには見えないかもしれません。
でも、月に1000円ちょっと削減するのは、最近では意外と大きいです。
月に1000円余れば、毎週の買い物で何らかの野菜を2つくらいは買うことが出来るようになるものです。
一見するとその差はしょぼいですが、ものに置き換えると意外と差は大きいのです。
2年目以降は24000円のコストカットに
この16000円のコストカットというのは、あくまでも最初の1年の数字です。
最初の1年は、バリカンなどを買わないといけないので、セルフカット側にコストがかかってきます。
でもこれが、2年目以降になると、その最初のコストが関係なくなるのです。
シンプルにセルフカットにかかるコストが0になります。
となるとやはりその差も24000円と、ヘアサロンにかかるはずのコストがまるまる差になるのです。
年間24000円ということは、月に2000円違うということ。
月に2000円も違えば、カフェでのランチを2回くらいは出来るようになります。
隔週でカフェでご飯を食べることが出来るというのは、最近の日本ではもはやちょっとした贅沢です。
ただセルフカットをするだけでそれが出来るようになるのですから、すごくおいしいです。
24000円をとるかクオリティをとるか
ただ、先にも見てきた通り、たとえバリカンを使った比較的に簡単なセルフカットだとはいっても、所詮を素人がしたセルフカットです。
だから、髪形のクオリティはやはり下がっていきます。
年間24000円をかけることによって髪形のクオリティをあげていくか、あるいは髪形には多少目をつぶって、ライフスタイルにコストをかけるなどして自分を高めていくか、どちらが自分にとって会っているかをよく考えないとなりません。
普段からあまりセットをしないならセルフカット一択
ただ中には、髪の毛はヘアサロンで切っているけれども、あまり髪の毛をセットしたりはしないという方もいるものですよね。
もし普段あまり髪の毛をセットしないのであれば、セルフカット一択です。
あえてヘアサロンで切る必要はありません。
たとえどこで髪の毛を切ろうとも、セットしないで素敵な髪形になるということはそうそうありません。
基本的にはセットありきなのです。
だからセットをしないのであれば、そこにかけたコストは、コスト分だけの働きをしていないことになります。
それではそこにかけたコストがもったいない。
だから、セルフカットをするのがおすすめになるのです。
逆に普段からすごく髪形に気を使って、かなり時間をかけてセットしたという場合には、セルフカットでの24000円のコストカット額では満たされない可能性も出てきますね。
まとめ
バリカンを使ったセルフカットでは、初年度でだいたい16000円、それ以降年間で24000円程度のコストカットになるというのがここでの検証結果になります。
24000円を年間で貯めようと思ったら意外と大変なことは確かですが、セルフカットでクオリティが下がることも確かなので、しっかりと自分にはどちらが合っているのか考えてみてください。