子供用のバリカンを選ぶときに注目すべき点は?チェックポイント5選
バリカンは、自宅で子供の髪をカットするとき、とても役立つアイテムです。
ただし、子供用にバリカンを購入するなら、適当に選んではいけません。
使いにくいものを買ってしまうと、失敗することが多くなります。
子供に嫌な思いをさせないためにも、選ぶときは慎重に検討すべきです。
では、子供に適した製品を選ぶためのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
コードレスで使えるか
子供の髪をカットするときは、体の動きに注意しなければなりません。
大人と違い、長くじっとしていることができないため、カットの途中で動き始めることがあります。
そんなとき、コードがついたものを使っていると、かなり邪魔に感じてしまうものです。
スムーズに子供の髪をカットするなら、コードなしで使えるものを探しましょう。
自分の動きが制限されない
コードレスタイプのバリカンは、コード付きのものより自由に動かすことができます。
そのため、自分の腕や体の動きが妨げられず、サクサクと作業を進めることができるのです。
子供の急な動きに柔軟に対応することができれば、何度も中断するようなことは起こりません。
自由に動いてさまざまな方向からカットできるため、子供の向きが大きく変わっても、すんなりと終らせることができます。
コードが邪魔でうまく動けないようだと、時間がかかることも多いので、選ぶときはしっかりチェックしておきましょう。
事故防止
コードがある製品は、子供が動いたときに引っかかる可能性もあります。
その点も、子供向きではない理由のひとつです。
少しよろけるくらいで済めばよいですが、思い切り転んだりすると、怪我をすることも考えられます。
大人であればそこまで心配する必要はありませんが、小さい子供は予想外の動きをすることもあるので、油断は禁物です。
事故を起こさないためにも、コードのないタイプを選んでおきましょう。
電源方式はどうなっているか
電源方式は、使いやすさにつながるポイントなので、必ずチェックしておくべきです。
使いにくいと余計なストレスがたまるため、ミスをすることも多くなります。
イライラして失敗しないように、デメリットの少ないものを選ぶようにしましょう。
交流式は避ける
交流式というのは、コンセントに接続して使うタイプです。
つまり、どうしてもコードが必要になるということなので、なるべく避けるようにしてください。
交流式は安価なものが多いため、場合によってはとても助かるタイプになりますが、子供用には向いていません。
動きの制限や転倒などのデメリットを防ぐなら、別のタイプにしておきましょう。
充電式は準備を忘れずに
充電式ならコードなしで使えるようになっていますが、事前の準備が必要になります。
始める前にきちんと充電しておかないと、途中でバッテリー切れになることがあるのです。
フル充電していれば簡単に切れたりはしませんが、忘れていたりすると、肝心なときに動かなくなったりします。
コードレスであることは大きなメリットですが、充電は必ず行うようにしてください。
兼用ならノンストップ
交流式と充電式の兼用タイプは、途中で止まる心配がありません。
どちらの使い方もできるため、バッテリー切れになったときだけコンセントにつなぐ方法が可能になります。
そのため、普通に使うならとても便利なタイプですが、子供用だとコードが邪魔になるので、選ぶときは注意してください。
途中で止まらないことではなく、作業のしやすさの方を重視するなら、やはり充電式の方がおすすめです。
電池式で待ち時間をカット
充電式は、子供に使うなら最適なタイプですが、充電の待ち時間には少し注意が必要です。
フル充電までに長い時間がかかるようだと、使いたいときにすぐ使うことができず、困ることになってしまいます。
その点が気になるときは、電池式のすぐ使える製品を選んでおきましょう。
充電ではなく、電池を入れ替えるだけで済むため、待ち時間は発生しません。
他のタイプと比べると少しパワーは落ちますが、子供の髪をカットするくらいなら、問題なく使うことができます。
どんなアタッチメントがあるか
バリカンは、アタッチメントを変えることで、さまざまな髪型に対応することができます。
ただ刈るより、適した長さのアタッチメントを使った方が、失敗は少なくなるのです。
そのため、どのようなアタッチメントが付属しているのか、しっかり確認してから買うようにしましょう。
目的に合ったものがあれば、上手に髪型を整えることができます。
坊主でも必要
アタッチメントの交換は、坊主のようなシンプルな髪型だと必要ないイメージもありますが、実際には重要な要素になります。
坊主頭といっても、髪の長さによって印象は変わるものです。
その調整を行うには、アタッチメントをうまく使っていきましょう。
適したものを使えば、かなり短い坊主でも少し長めの坊主でも、スムーズに整えることができます。
数より機能
付属のアタッチメントをチェックするときは、数を優先したくなることがあります。
とにかくたくさんあった方が、いろいろな髪型にできるように思えるためです。
しかし、実際に重要なのは数ではなく、「必要な機能があるか」ということです。
いくら数があっても、適した機能のものがなければ、便利には使えません。
希望の髪型や刈りたい部分をよく考えて、それに合うアタッチメントが付属したものを選びましょう。
刈り高の確認を忘れずに
刈り高というのは、要するに髪を刈る長さのことです。
10mmの刈り高なら、10mmを残して刈り取ることができます。
この刈り高は、バリカン本体で調節するタイプと、アタッチメントで調節するタイプがあります。
そのため、アタッチメントをチェックするときは、刈り高もきちんと確認しておきましょう。
持ちやすいか
電源方式やアタッチメントが合っていても、持ちにくい製品では、失敗を防ぐことができません。
うまく持てないと、うっかり手が滑ることも多くなります。
そうなると、刈らなくてもよい部分を刈ってしまうこともあるのです。
常に安定させて失敗を防ぐためには、サイズや重量もよく確かめるようにしてください。
大きすぎるものや小さすぎるものは持ちにくいので、極端なものは避けるようにしましょう。
持ったときに違和感がなく、疲れないくらいのちょうどよいサイズなら、思い通りにカットすることができます。
水洗いできるタイプか
バリカンは、使ったあとに何もしなで放置していると、切れ味が落ちてきます。
これも、失敗しやすくなる原因のひとつです。
劣化を防ぐためには手入れが重要になるので、選ぶときはメンテナンスの方法もチェックしておいてください。
水でジャブジャブ洗えるものは、細かい髪や汚れを簡単に落とすことができるため、とても便利です。
散髪は浴室で行うことも多いですが、水洗いできるタイプなら、その場でまとめて終わらせることもできます。
面倒な方法だと怠けたくなってしまうので、なるべく手間がかからないものを選び、こまめに手入れをしていきましょう。
まとめ
子供用にバリカンを購入するときは、「とりあえずこれでいいかな」といった適当な選び方をすると、あとで後悔することがあります。
電源方式やアタッチメントが合わなかったり、持ちにくかったりすると、大失敗する可能性があるのです。
子供はよく動くことも多いので、少しでも作業しやすくなるように、ポイントをしっかりチェックしていきましょう。